ネストレ-アーラント版/UBS版聖書本文の検証
ローマ8・1

重要な神のことばを削除している事例

フロイド・ノレン・ジョーンズ博士

新約聖書本文TRの訳例
したがって、、キリスト・イエスの内にあって、肉にしたがって歩まず御霊にしたがって歩んでいる人たちに対しては、今や、一つの有罪判決もないのですTR 新約聖書

「されば今肉に循ひて歩まず、されど霊に循ひて歩むキリストイエスに在る者は、罪に定めらるることなし」新契約聖書

「…which are in Christ Jesus, who walk not after the flesh, but after the Spirit. 」KJ

ネストレ版/UBS版聖書の訳例
「こういうわけで、今やキリスト・イエスにある者は罪に定められることがない」
肉にしたがって歩まず、御霊にしたがって歩んでいる」が存在しない

「…who are in Christ Jesus」(NIV/NASおよびRSVも同様)
"who walk not after the flesh, but after the Spirit."「肉にしたがって歩まず、御霊にしたがって歩んでいる」存在しない
コメント
 現代版のすべての非TR聖書が、この節の赤色の部分を削除しています。
 これは、それらの聖書がギリシャ語の大文字写本であるシナイ写本とバチカン写本を土台としているからです。
 一方、KJなどの聖書は、すべてのギリシャ語写本のうちの95パーセント以上の読み方を反映しているギリシャ語本文TR(テクストゥス・レセプトゥス)に基づいています。
 その二つの大文字写本は、少数の写本(C、D、F、G)および少数の筆記体の写本などによって支持されているだけです。
 ところが、大多数のギリシャ語筆記体の写本は、これらの語を含めているのです。
 批評家たちは、この箇所は、書き写す過程で誤って4節後半部から挿入されたのだと主張します。
 しかし、ローマ8・8、9、13および7・25、9・8は、「肉にしたがって」と「御霊にしたがって」という用語の意味をはっきりと述べており、ローマ8・4の「肉にしたがって歩まず御霊にしたがって歩む」は、強調のために繰り返して述べられている語なのです。
 重要なテーマを強調するために同様のことを繰り返すのは、聖書ではよくあることです。



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