聖書の歴史T-4 |
■《思想・信念》という『フィルター』 どの宗教団体にも、独自の《思想・信念》があり、それを広めるべく活動しています。
UBS・カトリック・ドイツ聖書協会の3団体の場合も同様です。
彼ら独自の《思想・信念》とは、こういうものです。(T-2)
したがって、彼らの『フィルター』の役割は、これらに合致しないものは通過させず、合致するものだけを通過させることです。 図示すると、こうなります。 こうして彼らの『フィルター』により、 「4. …自分たちの宗教に「不都合なものは除去し、都合の良いものは通す」ことが行われ、 「3.『ビブリア・ヘブライカおよびUBS聖書本文』の中身は何でもよいというわけではなく、彼ら独自の《思想・信念》に合致したものでなければならず、それに合致しない成分は除去されていなければなりません」という役割が果たされています。 その目的は、「2.そこに書かれている《思想・信念》を人々が読み、その団体の主張する"神"に人々がますます傾倒するようになるため」です。 どういう"神"でしょうか? それは、「キリストを信じなければ救われない」「他宗教の信者も無神論者も天国に行けない」と主張する『神』ではなく、 「キリストを信じなくても救われる」「他宗教の信者も無神論者も天国に行ける」と主張する"神"です!? 「三位一体の神」も、「イエス・キリストの神性」も、「イエス・キリストによるあがない」等の成分は彼らの『フィルター』で除去されます。 そうして『フィルター』をかけられて出来上がったものが、「ビブリア・ヘブライカ」・「UBS版聖書本文」です!! 次の図からも明らかなように、「聖書は神の霊感によるものである」「聖書は誤りのない無謬のものである」と信じる翻訳者が翻訳しても、リベラル派の翻訳者やカトリック教徒が翻訳しても、あるいは、ヘブル語やギリシャ語を翻訳できる一般の人々が翻訳しても、ほぼ同じような「翻訳聖書」となるはずです。 なぜなら、翻訳段階より前の「聖書本文」作成の段階(ビブリア・ヘブライカおよびUBS版聖書本文)で、すでに『フィルター』をかけられているからです)
このように、彼ら独自の《思想・信念》という『フィルター』をかけられて出来上がったものが、「ビブリア・ヘブライカ」・「UBS版聖書本文」です。 なぜ、彼らはそういうことを推し進めているのでしょうか? 彼らの最終目的は、「キリスト教界すべてを、カトリック教会へと統一すること」(T-2)です!! |
■エターナル・ライフ・ミニストリーズから、神と神のことばを全面的に信じる聖徒の皆様へのおすすめ!! ●聖霊の霊感による手書きされた原本に端を発し、神と神のことばを全面的に信じる聖徒たちによる写本を通して引き継がれてきたマソラ本文およびTR本文こそが、神が歴史を通じて保持してこられた真の聖書本文です。 エターナル・ライフ・ミニストリーズは、神と神のことばを全面的に信じる聖徒の皆様に、神が備えられた真の聖書(新約聖書はTR日本語訳)を心よりおすすめします! ●旧約聖書の本文について マソラ本文(ヤコブ・ベン・ハイーム編纂)に基づく日本語旧約聖書は現在見当たりません。 将来、マソラ本文に基づく日本語の真の旧約聖書が翻訳され発行されることが望まれます。 それまでは、キング・ジェームズ版聖書(英語)あるいはヘブル語原文等で確認しつつ既存の旧約聖書を読むことをお勧めします。 ●ヘブル語(マソラ本文)と英語の併記聖書としては、Jay P.Green著の"The Interlinear Bible"をお勧めします。 |
■さらに深い理解のために(英語)… ■What Mormon Missionaries WON'T Tell You(モルモン教の宣教師があなたに話さないこと) ■What LDS Missionaries Won't Tell You At The Door(モルモン教の宣教師があなたに玄関で話さないこと) ■強く排斥されている『ビブリア・ヘブライカ』 ■A Catholic Bible in Evangelical Churches(『福音派教会におけるカトリック聖書』) ■Deceiving, And Being Deceived(聖書本文についてのQ&A) ■Rudolf Kittel(ルドルフ・キッテルについて) ■Kittel, Rudolf° | Encyclopedia.com(ルドルフ・キッテルについて…Encyclopaedia Judaicaによる) ■Biblical Hebraica and Ancient Manuscripts | Bible Questions and Answers(ビブリア・ヘブライカと古代文書) ■Nestle-Aland | Bible Questions and Answers(ネストレ/アーラント版本文について) ■The Kings Bible (マソラ本文とキッテルの本文) ●さらに深く学ぶためのリンク集 ■マソラ本文 ■マソラ本文・KJ版聖書等の訳文比較イザヤ9・3 |
→次へ T-5 |
●歴史T 日本語聖書の実態と検証
1 日本語聖書の系譜 2 日本語聖書の『パートナーたち』 3 新たなパートナー:モルモン教!! 4 フィルターをかけられた"日本語聖書" 5 改ざんされている『明治元訳 旧約聖書』 6 《日本語聖書と改ざん本文 一覧》 |
ページの上へ↑ |
《日本語"聖書"とWH本文》 | |||||||
●福音派・保守派の人々は 19世紀後半、イギリスで二人の熟練した降霊術者ウェストコットとホートが、WH本文と呼ばれる新約聖書本文を作りました。
そして、この二人が主導する1871年〜1881年の『聖書改訂委員会』により、このWH本文を土台とする最初の英語聖書RV(Revised VersionまたはERV)が作られました。 福音派・正統派のクリスチャンは、こう受け留めたのです。
ウェストコットとホートらは自分たちの正体を隠したまま、イギリス国教会から委託を受けた『聖書改訂委員会』という名目の下で新たな"聖書"を登場させることに成功しました。 福音派・保守派の多くの人々はだまされてきたのです! すなわち、本当は、このWH本文が、悪霊・悪魔との交流者たちが創り出した、改ざんされた聖書本文であることです!! 19世紀後半以降に登場した現代の数々の日本語新約聖書も、このWH本文を土台として作られています。(『新約聖書と本文』参照)
これらの"聖書"の土台となっているのは、19世紀後半、イギリスで二人の熟練した降霊術者ウェストコットとホートが作り出した、WH本文です。 神がご自分の聖書を編集させるために、悪魔や悪霊と交流する人々を用いることなど、 エターナル・ライフ・ミニストリーズは、聖書とキリストを全面的に信じる聖徒の皆様には(※)、
|
●歴史Q 偽造された写本
1 偽造写本の"出現" 2 白いシナイ写本・ 3 だれがシナイ写本を 4 色付けされたシナイ写本 5 シナイ写本の意図的な削除 6 偽造写本『2427』の正体 7 ティッシェンドルフが持ち去った 『シモニデス写本』 8 ティッシェンドルフに抜き取られた シモニデス氏の写本 9 シナイ写本・バチカン写本_ |
●エターナル・ライフ・ミニストリーズは、以下の団体とは一切関係ありません。
|
→次へ T-5 |
利用規約 Copyright C. エターナル・ライフ・ミニストリーズ |