《聖書本文の編集者たち》 |
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■カルロ・マルティニ: ローマ・カトリック教会の枢機卿
《マルティニ》
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- 彼は、進化論ほか、カトリック独自の数々の教義を推し進めるカトリック教会の枢機卿であり、イエズス会の会士でした。
- 彼は、『ニューエイジ、一つの世界宗教』を推進させるべく世界中から100人を越える宗教指導者たちから成る統合会議を招集しました。
- 彼は、すべての教団および宗教をカトリック的統合へ導こうとするエキュメニカル運動および統合運動推進の急進派でした。
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■ブルース・メッツガー…聖書に対する疑いと否定で満ちた聖書学者
(以下のことは『Reader's Digest Condensed Bible』の脚注で見出すことができます。これはメッツガーが編集した聖書です。また、『New Oxford Annotated Bible』(メッツガーが共編者)の中でも見出すことができます)
- 彼は、モーセが五書を書いたのではないと信じていました。
《メッツガー》 |
- 彼は、旧約聖書は、「神話と伝説と歴史」の混合物であると信じていました。
- 彼は、ノアの時代の世界規模の洪水記録は誇張されたものだと信じていました。
- 彼は、『ヨブ記』は民話であると信じていました。
- 彼は、エリヤやエリシャの奇跡の記述には、「伝説的な要素」が含まれていると信じていました。
- 彼は、ヨナ書の記述は『伝説』だと信じていました。
- 彼は、『ダニエル書』には奇跡的な預言は含まれていないと信じていました。
- 彼は、『牧会書簡』はパウロが書いたのではないと信じていました。
- 彼は、『ペテロの第二の手紙』はペテロが書いたのでではないと信じていました。
- 彼は、外典を含み、エキュメニカルでリベラルな聖書『NRSV』の編纂者でした。
- 彼は、『ヘルマスの牧者』『クレメントの手紙』などの外典を霊感されたものとみなしました。
- 彼は、不可知論者(神の存在は知り得ないとする)アーマンとの共著者でした。(下記参照)
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■クルト・アーラント
《アーラント》
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- 彼は、聖書の逐語霊感を否定しました。
- 彼は、エキュメニカルな新たな正典聖書(カトリックの数々の外典を含むことになるもの)を受け入れることにより、キリスト教のすべての教派が一つの『体』に統合されることを望みました。(クルト・アーラント著『新約聖書正典の問題』pp. 6,7,30-33)
- 彼は、リベラル派であり、聖書の各書の正典性を疑いました。
- 彼は、聖書を神のことばとは信じませんでした。
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■マシュー・ブラック
- 彼は、『Peake's Commentary on the Bible』の共同編集者(1982年)でした。この書物は、キリスト教の根本教理に大胆に反対する書であり、編集者たちは聖書の無謬の霊感も、摂理的保持の教えも否定しています。
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