聖書の歴史 目次 

ウェストコットホートの心霊術との関わり

フロイド・N・ジョーンズ博士

幽霊クラブ』の発足者たち

 ウェストコットの息子が『幽霊クラブ』と呼ぶものに、ウェストコットとホートは所属していました。
 この組織の中でウェストコットは指導的な役割をになっており、その目的は、幽霊および超自然的現象を調べることでした。注1
 彼らは、そのようなものが存在することを信じていました。
B.F.ウェストコット:悪霊との交信者
ウェストコット
(1825年〜1901年)
 表向きには、「聖職者」「大学教授」であったが、裏では、『幽霊クラブ』を設立して心霊術に関わり、オークランド城(イギリス)やペテルブルグの大聖堂(ロシア)に出かけて行き、「暗闇の中」で悪霊と「交信」していた。
 聖書を「神のことば」とも、「神の霊感」によるものとも信じてなく、イエス・キリストの「神性」も「あがない」も否定した。

 この組織に関して、1851年十二月二十九日、ホートはジョン・エラートン師に宛てた手紙でこう書きました。
 「ウェストコット、ゴーハム、C・B・スコット、ベンソン、ブラッドショー、ラウアード達、および私は幽霊およびあらゆる超自然的現象を調べるための組織を発足させました。
 趣旨は、すべてを明らかにして、そのようなものが本当に存在することを信じるようにすることです。
 それらのものは、偽物や単なる主観的錯覚とは区別されるべきです」注2

 このようなものは心霊術であり、聖書により完全に禁じられています。

大ぜいの悪霊との『交信

 ウェストコットの息子は、彼の父が「聖徒たち」と交信していることについて書き記しました。
 特に、ペテルブルグの大聖堂(ロシア)については、こう記しました。
そこには大ぜいいた注3
 ([アーサー・ウェストコット著『B・F・ウェストコットの生活と手紙』第一巻)

 その同じページで、彼は、彼の父が、オークランド城(イギリス)にあるチャペルのことを話した際、そのチャペルは「満ちて」いて、彼は暗闇の中でひとりぼっちではなかった」と言ったことを書き記しました。
 もちろん、彼が交信していたのは悪霊どもでしたが、彼はそれらを幽霊(かつて生きていた人々のたましい)だと思っていたのです。
 しかし、神のことばがはっきりと教えている通り、「ファミリアー・スピリット」は人間の役割を演じている悪霊どもなのです。彼らは、かつて生きていた人々の霊でもたましいでもありません。
 ウェストコットとホートはいずれも、キリスト・イエスの神性を否定しました。
 また彼らは聖書の逐語十全霊感をも否定しました。
 さらに、ホートは彼の生涯の最後の八年間を、霊感されていない二つの書である『知恵の書』および『マカベア書』を翻訳するという働きを、ウェストコットとともにして過ごしたのです。
F.J.A.ホート:悪霊との交信者
ホート
(1828年〜1892年)
 表向きには、「聖職者」「大学教授」であったが、裏では、『幽霊クラブ』を設立して心霊術に関わった。以前はウェストコットの弟子でもあった。
 聖書を「神のことば」とも、「神の霊感」によるものとも信じてなく、イエス・キリストの「神性」も「あがない」も否定した。
 弁舌が伝説となるほどの説得力を持っており、『無敵の弁護士』にもなったであろうと言われた。

………………………………………………
注1)A. Westcott著書 第一巻 p.117
注2)A.F.Hort著書 第一巻 p.211
注3)A. Westcott著書 第一巻 pp.312-313


《出典 : Floyd Nolen Jones,"Which Version Is The Bible?"(2010年版) p.59~[PDF] 》



ウェストコットホートの信念 ウェストコットとホート消えていった


さらに深い理解のために(英語)
フロイド・ノレン・ジョーンズ博士の著書
→ "Which Version Is The Bible?"(2010年版) p.59~[PDF]
バーゴン著『伝統的本文の要約』(ウェストコットとホートの本文について)
Summary of The Traditional Text
聖書本文/ウェストコットとホートについて(同)
Which Text - Which Foundation
ウェストコットとホートの本文について(D. A. Waite博士)
Westcott & Hort's Greek Text and Theory Refuted




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