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■ビブリア・ヘブライカの『諸資料』 ビブリア・ヘブライカの構成は、こうでした。
この【諸資料】の中身はビブリア・ヘブライカ(1937年版)の見出しページに記されており、マソラ本文以外の資料は、以下の人々と著作物です。
そして、その後の改訂版では、以下の要素も加えられました。
これらについて、順におおまかに見てみましょう。 ビブリア・ヘブライカを調べると、オリゲネスに関連する文書や、彼に由来する資料が多いことがわかります。 |
【1】オリゲネスによるヘブル語本文 オリゲネスが作った『ヘクサプラ』の中に、オリゲネスによるヘブル語本文が見出されます。 彼はその『ヘクサプラ』(改ざん旧約聖書)の中に、以下のアキラ訳、シマカス訳、テオドシウス訳の聖書を入れています。
これら三人は、みな異端者たちでした。 すなわち、
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【2】アキラ訳ギリシャ語旧約聖書 アキラ訳ギリシャ語旧約聖書は、オリゲネスの『ヘクサプラ』の中に見出されます。 アキラはこういう人物でした。(詳細→P-5)
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【3】シマカス訳ギリシャ語旧約聖書 |
【4】テオドシウス訳ギリシャ語旧約聖書 |
【5】ラテン語ウルガタ本文 ヒエロニムスのラテン語ウルガタ聖書も、オリゲネスに由来しており、こういうものでした。
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【6】バチカン写本・シナイ写本 バチカン写本とシナイ写本も、オリゲネスの『改ざん聖書』に由来しています。 これらはこういうものでした。(Q-10 )
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【7】七十人訳ギリシャ語本文 七十人訳ギリシャ語旧約聖書も、オリゲネスの『ヘクサプラ』の中に見出されます。(注1) それは、こういうものでした。 |
【8】タルグム(アラム語訳などの翻訳文書)等 ビブリア・ヘブライカには、次のようなものが資料として記載されています。
さらに、その後、以下のものが加えられました。 |
【9】死海文書(1947年〜) それは、こういうものでした。(D-2参照)
【10】モルモン教(2009年〜)との関わり(→S4-9) |
■まとめ…ビブリア・ヘブライカの中身は… こうしてビブリア・ヘブライカの中身を図示すると、こうなります。 |
………………………… (注1) 「ヘクサプラは、第一欄に『ヘブル語本文』、第二欄に、『ギリシャ文字で表されたヘブル語本文』、第三欄に、『アキラ版旧約聖書』、第四欄に『シマカス版旧約聖書』、第五欄に『七十人訳聖書』、第六欄に『テオドシウス版旧約聖書』がありました」("The Septuagint Version of The Old Testament",Zondervan Edition 1970 序文) Floyd Nolen Jones,"The Septuagint: A Criticla Analysis",p.19 (注2)"The Septuagint Version of The Old Testament",Zondervan Edition 1970 序文 |
聖書の歴史 目次 |
●歴史S4
ビブリア・ヘブライカと 【1】旧約聖書本文を作り出した異教徒 【2】ビブリア・ヘブライカとは? 【3】異教徒の推測で満ちた聖書 【4】ビブリア・ヘブライカの異端要素 【5】異端要素で満ちた本文と聖書 【6】旧約聖書の改ざん…事例と仕組み 【7】原文に忠実な聖書・不忠実な聖書 【8】「一点一画」を重んじない聖書 【9】モルモン教の要素が加わった聖書 |
●歴史D 旧約聖書の歴史
1 旧約聖書の正典と保持 2 旧約聖書の真の本文…マソラ本文 3 マソラ本文_問題視されなかった本文
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■本当の聖書の歴史概観 |
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