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● 聖書協会TBSとUBS このネストレ-アーラント版/UBS版版聖書本文の促進者である『聖書協会世界連盟』(UBS United Bible Societies)は、各国の聖書協会を統轄するエキュメニカル(全教会を統一させようとする運動の)団体です。 聖書協会世界連盟のメンバーである『英国外国聖書協会』(British and Foreign Bible Society)は、英語聖書を最初に出版し頒布した聖書協会でした。 ところが、1831年には、この聖書協会はユニテリアン派の信者と公言する人々を重要な地位に就けていました。ユニテリアン派の信者は、イエス・キリストが神であることを信じていません。 この聖書協会にユニテリアン派の信者たちが関わりを深めつつあることを懸念するようになったメンバーたちは、それから分離して、『トリニテリアン聖書協会』(TBS Trinitarian Bible Society)を設立しました。 トリニテリアン聖書協会(TBS)は今日に至るまでテクストゥス・レセプトゥス(TR)を発行し続けていますが、『英国外国聖書協会』および『聖書協会世界連盟』(UBS)は、19世紀後半にテクストゥス・レセプトゥス(TR)を破棄しました。 聖書協会世界連盟(UBS)は、バチカン(ローマ教皇庁)という後ろ盾を持っています。
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● カトリックと聖書協会世界連盟(UBS)の協定 『ネストレ-アーラント版聖書本文』第27版(2006年発行)の序文は、UBSとバチカンとの間のこの親密な関係をはっきりと確証しています。
(→ ◆WH新約聖書本文に基づく現代版聖書参照) 2013年にフランシスコがローマ教皇として選出された時、聖書協会世界連盟(United Bible Societies)は諸手を広げてこの新たな教皇を称賛し、UBSとバチカン(ローマ教皇庁)との間の親密な協力関係を確認しました。 UBSの書記局長であるマイケル・ペレウはこう述べました。
ネストレ-アーラント版/UBS版本文が広く受け入れられている理由は、それが、大きくて影響力のあるローマ・カトリック教会の規範となっている本文だからです。 テクストゥス・レセプトゥス(TR)に関わった人々が聖書を信じている人々であったのに対し、ネストレ-アーラント版/UBS版本文に関わった人々がリベラル(自由主義神学)派の人々であったことは、否定できないことです。 聖書を信じる人と、神学的にリベラル派の人は、非常に異なる見解と考え方をもって聖書の本文に取り組んでいるのです。 |
■UBS総裁マイケル・ラムゼイとは? この『聖書協会世界連盟』(UBS)の総裁であったマイケル・ラムゼイ(1904年〜1988年)は、イギリス国教会のカンタベリー大主教でもありました。 彼は、WCC(世界教会協議会。『エキュメニカル運動』の推進団体)の委員の一人でもありました。 彼はどういう思想・信念を持っていたでしょうか? 彼はこう言いました。
これは、「キリストを信じなくても救われる」「他宗教の信者も無神論者も天国に行ける」という言明です。 1966年、マイケル・ラムゼイはイギリス国教会の聖職者たちとともにローマ法王のもとを訪れ、法王の指輪に口づけしました。(注2) 翌年の1967年、マイケル・ラムゼイはアメリカを訪れ、ローマ法王との会見に言及して、こう言いました。
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●歴史R WH本文と英語聖書RV
1 1881年に登場したWH本文と英語聖書RV 2 聖書協会TBSとUBS 3 《ネストレ版/UBS版聖書本文とは?》 4 聖書を編集するリベラル派の人々 5 ネストレ-アーラント版/UBS版聖書本文の検証 6 「ルシファー」という語が削除された聖書 7 ローマ・カトリックの監督下となった聖書 8 プロテスタントの聖書とカトリックの聖書 |
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聖書の歴史V 偽造写本から"ねつ造"された |
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